足の骨をほぐす

こんにちは。

足の骨をケアするって、日常ではあまりやらないことだと思います。
もしかするとネイルケアやフットケアに手をかけている女性はそんなことない
のかな?

私の通うヨガスクールでは様々なクラスが編成、提供されているのですが、現在私がメインで参加しているのがリラックス系のヨガ。

ゆったりとした流れで難しいポーズも少なく、また日常の疲れ解消に対応したポーズや呼吸法なども教えてもらえるので、初心者を中心に人気のあるクラスです。

そのリラックス系のヨガクラスで、毎回ではないのですが、最初に取り組むのが足の骨をほぐることなのです。

人間の骨は約200個あり、そのうちの約4分の1が足の骨。
片足で28個、両足で65個にもなります。

先端部分にあるし骨が14個
昼間部にある中足骨が5個
足首近くの足根骨が7個。
種子骨が2個

普段意識しているのは足の指の骨くらいだと思いますが、足の甲なども複数の骨で構成されているのですね。

まず初めに足の指を開いてみるよう指示がありました。
小さい頃、足の指で床に落ちているものを拾ったり、指と指の間を広げて妹を笑わせたりしたことがあったのですが、大人になるにつれ足の指を開く回数が激減、もしくはなくなっていたからでしょうか、全然開かなかったです。

その足の甲を手で優しく包み、外側に曲げたり、内側に曲げたりします。
「結構骨があって、一つ一つ動くものなんだな」と感じる事が出来ます。

次ぎに足の指。
親指の第一関節を手の指でつまみ、前後に曲げます。
それが終わるとつまんだ指の先端を上に伸ばすよう引っ張ります。
その後、クルクルと左右に回して関節を緩めます。

親指から人差し指、そして徐々に外側に指へ。
右足から左足へ移ります。

指の1本1本をほぐした後に、手の指を足の指の間に差し込み、その状態で足の前方をクルクルと回します。
外回し、内回し。
順序はどちらでもお好みで。

適当な回数で動きを止め、そのままの状態を保ちます。
空いている方の手で土踏まずを押します。
人によっては痛みを感じるかも知れません。

数回押した後、土踏まずから手を離し、その手で足首をつかみ、クルクルと足首を中心に回します。
これも外回し、内回しを同じ回数。

回す回数は約10回ほどで良いと思います。

一連のマッサージが終わったあと、再び足の指を開いてみるよう指示があり、開いてみました。
が、あまり変わりませんでした(笑)

「1回ではあまり効果は出ませんから気にしなくて良いですよ」とインストラクターさん。

まぁ、そうですよね~。

足先、足指をほぐす、足関節をほぐすと腰の緊張を緩める効果もあるそうで、時々腰を壊す(数年に1度程度ですが)私は普段の空いた時間、ヨガクラスがスタートする前にこのワークを取り入れてます。

当初はあまり効果はありませんでしたが、数週間後には足の甲が柔らかくなったのが分かりました。
指も少しずつですが、思ったように動いてくれるようになてちきました。

足の指、甲、そして足裏に柔軟性が出来ることにより、ヨガの立ちポーズのバランスが良くなるのはもちろん、日常での身体の動き、歩行時に身体をしっかりと支えてくれるようになったと思います。

結果、あまり疲れを感じなくなりました。
体重の移動がしっかりと身体に伝わり、それをうまく受け止めたり、緩和したり出来る身体になりつつあるのかも知れません。

足先にある毛細血管を広げる効果もあるようで、冷え性に悩む女性は取り入れてみても良いワークかも知れませんね。

実際、私も(男ですが)例年冬に履いていた厚手のソックスではなく、春秋用のソックスで冬を過ごせましたし、室内で過ごす際は裸足でいる時間も長かったです。

また足の裏にあるツボや神経を刺激することにより、あまり使う事がなく眠ったままの感覚が呼び起こされることも実感。

足の裏だけでも様々な箇所にセンサーがあり、とても多くの情報を感じ取り、それらを脳に送ってくれているのだと感じるようにもなりました。

これらのセンサーが働くことにより、身体をうまく支えられるようにもなったと思います。

以前より感覚が鋭くもなったようで、出張先のタイで毎回受けている足裏マッサージがちょっとキツく感じるようになりました。
あまり心地よくないと言いますか。。。。これはちょっと寂しさを感じる変化になってしまいました。

専門家ではないので、個人的な経験談しか書けませんが、多くの人が実感出来る変化だと思います。

足のケア、足指のケア。
とても面白いですよ。

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