ただ重力に身を任せるだけでなく。。。

こんにちは。

6月がスタートしましたね!

休日がない。
梅雨入りする月。

ジューンブライドなる目出度い言葉はあるけれど、一般的にはなんとなくどんよりとした月。。。そんなイメージが強いのでしょうか?

そんな6月の月初め。
今日は午前中のヨガクラスに参加。

このインストラクターさんのクラスに参加するのは3回目。

初めて参加したのは4ヶ月位前。

もう少しヨガを深く学ぼう、ヨガに触れる時間を増やそう!
と意気込んで参加したものの、難易度の高いポーズが多く、当時スクールに通い始めて3ヶ月ほどの私は正にケチョンケチョン(笑)

もっと基礎を学んでから出直そう。。。かな。。。?
と、かなり消極的な気持ちでクラスをあとにした。

多分、インストラクターさんは当時の私を覚えていない。
なので、「今日で2回目です」という顔で参加した。

先週リベンジ的な気持ちで参加した際は、思ったより身体がついていってくれ、所々で心地よい気持ちになれたりもしたので、先週に引き続き参加。

まずは呼吸からスタート。

先週末からオーダーが入ったり、問い合わせがあったり。
私用で母の実家へ行ったりもしたので、やや気ぜわしく迎えた月曜日だったけど、呼吸をじっくりゆっくり繰り返すことによってヨガモードに入る。

「クラスに参加している75分間は自分の為の時間」
そう気持ちの針を振り切る事が出来た。

ヨガでは立ちポーズの際、足の裏を使って立つことを意識するよう指導される。
誰だって足の裏で立っているのだけど、足の裏の感覚を脳に伝えていることが出来ているのか?足の裏で自分の体重を支えている感覚を持てるのか?など、様々な点を意識するよう指導されるのだ。

習い始めの頃は足の裏の感覚を十分に活かす事が出来ていなかったので、というか意識していないから感覚も眠っているような状態だったのだと思う。

今では少しだけ、足裏のいろいろな場所でマットを感じる事が出来るようになっているし、足の指もある程度使えるようになってきた。

足裏の感覚が眠りから覚めると、マットの上に立つのがとても心地よい。

足の裏全体をペタッ!とマットに付けたり、足指を踏ん張って土踏まずを持ち上げたり。

今日のクラスではそんな足裏の感覚を使い、マットに立つこと。
立つだけではなく地球を足裏で押すよう意識を持って立つよう指導があった。

2本の足を大きく広げ、両腕を広げながら状態を反らしたり、やや不安定な体勢でポーズを維持する事があるのだが、このとき、両足でしっかりとマットを踏む。そして地球を押し返すような力強さを意識してみる。

地球を押し返す。
大袈裟な表現のようだけど、ポーズを意識している際、特に不安定な体勢でポーズを取っている間にこのアドバイスが素直に自分の心に届いてくる。
何となく、本当に何となくなのだけど、地球を押し返す事が出来たような気がした。
その感覚を上手く生かせたからか、ちょっと難しいポーズをいつもより上手く、そして長く維持出来た。
気持ちもぶれず、そのポーズを維持している間、そしてその間の呼吸がとても心地よかった。

地球や重力というとても一人の人間では逆らえないような圧倒的な存在、自然。
自然や宇宙に生かされている事に感謝しつつ、より主体的に自分の存在、自分の場を意識していく。

私は独立していて、一人で仕事をしているのですが、各取引先との関係は良好で、ストレスをほぼ感じることなく、とても良い環境で仕事が出来ているのですが、少し自分の仕事、というか仕事のスタンスを変えてみたいと感じています。

上手くいっている仕事を壊す必要はないので、既存の仕事はそのままに、お客様のリクエストに応えつつ、彼等にとって、彼等のエンドユーザーにとって、もっと有効な、彼等に喜ばれるような提案をもっともっと提出していきた。

自分の仕事をSNSなどで発信し、これまで知り合う事のなかった方々と知り合うキッカケを作っていけたら。。。

地球や重力=今の自分の仕事
地球を押し返す=自分の視点を活かした新たな仕事、新たな提案。

頭では理解していたつもりでも。
すでにやっていたつもりでも。
意外に出来ていなかったり、行動が中途半端で効果が出ていなかったり。

よし、ここはひとつ、地球を押し返してみよう!

そんな気持ちで今の仕事に対して新鮮な目線をもって取り組んでみる。
上手くいっている仕事をベースに新しい企画を乗せてみる。

今後、自分と社会、マーケットの関係性を考える上でも、非常に学びの多いクラスであった。

仕事もヨガも、次のステップ、ステージへ向け、日々地道に取り組んで、まずは小さな成功を積み重ねていこう。

柔軟性 

こんにちは。

今日もヨガスクールへ行き、2つのクラスに参加。

1つ目のクラスでは股関節の使い方を重点的に学ぶ。

生まれつき。。。なのかどうかは分からないけど、物心ついた頃、小学1、2年の頃には自分の身体の硬さを自覚していたように思う。

前屈しても手の指が地面に届かない。
座って足を開いての前屈でも腰が曲がらず、指先が足の爪先からはほど遠い位置で
留まっている。
周囲を見回してみても、こんなに身体の硬い同級生は見当たらなかった。

ヨガでは絶対的な条件ではないものの、柔軟性が求められるポーズがたくさんある。

今日学んだ座位でのポーズの幾つかは、私にとっては大きな課題となっているものであった。

座って両足を伸ばし、90度位の幅に足を広げる。
その足幅のまま上体を床に近づけていくのだが。。。。曲がらない。

腰から曲げてしまう、と言うかそれしか身体を曲げる方法しか思い浮かばない、身体が記憶していないので、いつも同じような体勢で身体を前に進める事が出来ない。

あまりの身体の硬さにインストラクターが助け船を出してくれた。

無理に足を伸ばさず、膝を曲げ、まずは座骨で立つことを優先させてみて下さい。
爪先は両外側にダラリと下げず、踵を支点にして床を押し、爪先を天井へ向ける。
そうすることにより、座骨が立ち、足の付け根の関節が曲がりやすくなる。

のだそうだ。

彼女の指導のまま、膝を曲げ、座骨で立つ。
踵で床を押し、爪先を天井へ向ける。
その後、足の付け根から身体を折るようにして上体を床に近づけてみる。

しかし。。。。すぐに足が外側を向いてしまい、膝から下がプルプルと震え出す。

同じように身体を使う座位のポーズを幾つか教えてもらったのだが、今日は全く動けなかった、ポーズが取れなかった。
正に惨敗。

とは言え、精神的なショックなどは受けることもなく、プルプルしている自分の足を見て笑ってしまう心の余裕はあった。

でも、克服していきた課題ではある。

クラスの後、インストラクターさんの元へ行き、座位ポーズについて幾つか質問をした。

男性は骨格の作りの問題もあり、両足先が外側を向いてしまう傾向が強い。
女性に比べると身体の硬い男性が多い。

その為、座位を習得するのに苦労する傾向が強いそうだ。

でも、出来ない事ではない。

ではどうすれば良いのか?
どうアプローチすれば良いのか?

クラスで受けた説明の重複になってしまうが、腰骨を立てることを最優先。
なので、腰骨が立つ体勢になるまで膝を曲げてしまって構わない。
腰骨が立つことにより、足の付け根の関節が折れるようになるので、その体勢を維持しながら足の付け根から上体を床に近づけてみる。

身体がその動きに慣れてきたら、徐々に足を伸ばすことに意識を集中していく。
それには反復練習とそれにかける時間が必要。

説明通りには全く動けていない現状ではあるが、膝を曲げ、爪先を天井へ向け、踵で地面を押しながら足の付け根から上体を曲げてみると、そうしなかった場合と比べ、いくらか上体が曲がるような感覚はある。

練習練習、反復練習。

練習という字を見る、言葉を聞くと苦手な事を克服しなければならない!なんて感覚に囚われがちだが、それに執着し過ぎない事が大切だし、反復をしている間は楽しくて仕方がない。

今晩、明日に上体が驚くほど曲がるようになることはないだろう。
でも、毎日少しずつ反復することで、少しずつだけど、身体がその動きを覚えていくのだはないか?

そして今よりももっと上手に座位のポーズが取れるようになったら、どんなに楽しいか?
もっともっとヨガが楽しくなっているに違いない。
そう確信が持てるのだ。

曲がっても曲がらなくても。
出来ても出来なくても、とにかく楽しい。
心から楽しめる。

私にとってヨガはそんな存在だ。

変に熟れず、変にルーティーン化せず。
常に変化していく。
変わっていく身体を楽しむ。
変わっていく身体と共に自分の考えや生き方、価値観も変わる。

ヨガ。
本当に楽しい。
ヨガに出会えて本当に良かった。

心からそう思う。

執着を手放す

こんにちは。

今日は週明け月曜日。

参加するクラスを少しずつ変えていく。
ここ最近のテーマ。

これまでは比較的癒やし系、身体を休める、心を落ち着けることに重点を置いたクラスに参加してきたのだけど、ヨガに触れていくうちに段々とヨガとの距離が変わってきた。

もう少し深い部分でヨガとつながりたい。
学びたいという気持ちが強くなっている。

気持ちの変化の表れか、ポーズを深く学ぶクラスへの参加を増やしている。

初心者向けではあるものの、私にはちょっと厳しいポーズもある。
しかし、厳しいポーズを取ったあと、とても心が落ち着く。
ほんの少しずつ、でも、それは自分勝手な解釈なのかも知れないけど、以前よりポーズがしっかりと取れるようになってきている。。。そんな実感も湧いてきている。

そして何より楽しいのだ。

今日も午前中にクラスに参加し、ポーズの取り方を学んだ。

クラスが始まる前にインストラクターからこんな話を聞いた。

執着を捨てる。

もっとお金が欲しい、お金さえあれば。。。
もっと頭が良ければ。。。
もっと顔が良ければなぁ。。。。

生きている限り、よほど悟った人でなければ、そんな風に思う自分を感じる事が多々あることだろう。

個人的な話で恐縮だが、現在、ネットでの販売を増やそうと毎日孤軍奮闘しているものの、なかなか反応が得られない。

せっせと商品を増やしてみても思うような結果に結び付いていない。

なんとかしなければ。。。。と少し焦ったりもしている。

ヨガに関しても、もっと上手くなりたい、綺麗にポーズを決めたい、でも今の自分が取れるポーズは美しくない。。。もっと練習して上手くなりたいのに。。。

ヨガを習い始めて、いや、習い始める前から「執着を捨てる」という言葉は聞いていて、自分の仕事やヨガの時間は自分の中にある執着から距離を取る、そんな意識でいたものの、向上心や達成感を求める気持ちが執着心を呼び覚ましてしまう。。。ちょっと皮肉な展開になっている。

執着する気持ちから少し距離を取る。
分かっているつもりでも、なかなか難しいものだ。

まだ未熟な自分に出来ること。
それは執着心を持っている自分を俯瞰して見つめることだろうか?

うまくポーズを取りたい。
それは執着心を生むことなのかも知れないが、反面、その気持ちがあるからこそ、ヨガに集中出来る。

もっと商品を売りたい!
その気持ちがあるからこそ、慣れないPCでの仕事、ネットでの仕事に取り組み、日々飽きることなく、諦めることなく地道に仕事に取り組む事が出来ている。

慣れない仕事で効率は悪いけど、不思議と嫌いな訳ではないし、こうして誰も読んでいないブログを書き続ける事も出来ている。

執着している自分を自覚しつつ、そんな自分を楽しむ。

難しいポーズや柔軟性が求められるポーズが苦手で、フラフラ、グラグラするけれど、それでももっとヨガと触れあいたいと思う。

そう、楽しいのだ。
楽しくて仕方がないのだ!

この楽しいという感覚があると、執着心を忘れる事が出来るのかも知れない。

ポーズは取れても取れなくてもいい。
失敗してもいい。
トライしたければトライするし、無理なら出来る範囲のポーズを維持する、時にはポーズから自分を解放して休む。

周囲と比べない、自分と向き合う贅沢な時間を心から味わう。

面白すぎるヨガ。
だからこそ、もっと深く関わりたいし、深い部分を学んでいきたい。
今はその気持ちを大切に見守りながら、参加するクラスを楽しんでいきたい。

さて、明日もスクールへ行くぞ!
あっ、これって執着心?(笑)