ピラティスエクササイズ 2度目の参戦  へとへとに。。。

週末土曜日。
午前中はヨガではなく骨盤矯正のクラスに参加する。

約1時間のエクササイズを終え、着替えを済ませ、家に戻る。

午後はゆっくりしようと思ったいたけれど、「まだまだ動きたい」という
身体からのメッセージを受け取る。

「明日は日曜日だし、もう1度スクールへ行って身体を動かそう」

ヨガスクールのウェブページで15時からスタートするピラティスクラスへの
参加をエントリー。

昼食を済ませ、少しのんびりと過ごした後、再びスクールへ。

何もすることがなかったとは言え、ドアトゥードアで片道約45分、しかも電車に乗らなければならない道のりを数時間後に辿っている。

これまでの自分だったら、こんな選択肢をチョイスすることはなかったのではないだろうか?
それほどヨガとヨガに関連するクラスは自分にフィットしているのだろう。
ヨガで身体を動かすこと、スクールに行く事が楽しくて仕方がない。

受付で会員証を出すとスタッフさん達が「あれっ!」と驚きの声を上げる。
「またいらしたんですね!ありがとうございます」
笑顔で声を掛けてくれる。

着替えを済ませスタジオ入り。
インストラクターさんと目が合い挨拶を交わす。
「宜しくお願いします!」

このクラスを受け持つのは男性インストラクター。

クラスのスタートまで20分もあるのに、結構な人が集まっていた。
その後も続々と生徒さん達が集まり、その都度、スペースを空ける為にヨガマットを移動させる。
大人気のクラス。

「クラスをスタートさせます!」とインストラクターさんの声。
スペース確保の為、マットをもう少し前方へ移動させようとして後ろを振り返ると、いつも受付にいるスタッフさんが真後ろに。

「あれっ、参加するの?」
「はい!」

スタッフさんと同じエクササイズを受ける機会はあまりないので驚いた。

そしてクラスがスタート。

「今日は腹筋を中心にエクササイズをしていきます!」

ヨガを習い始めてから腹筋が鍛えられているのを感じている。
シックスパックに割れている状態ではないけれど、横っ腹の筋肉の筋が指でつまめる程度にはなってきている。

さてエクササイズスタート!
膝を抱える姿勢から両手を話し前方へ前ならへ。
そこから腹筋の力を使い、ゆっくりと域を吐き出しながら背中を後方へ倒していく。
ある程度の傾斜で止め、そこから両足を上に上げ、おしりだけでバランスを取る。

これ、前回参加した際に出来なかったポーズ。
今回こそは!
と意気込んで取り組んでみたものの、今回も後ろにゴロン!
急いで体制を元に戻し、再びトライ!
ゴロン。。。(笑)

多分、出来てないのは私だけ。
それでもいいのだ。
再びトライ。そしてゴロン。

皆さん、結構な時間、同じポーズをとり続けている。
凄い!

このポーズ、いつかしっかり取れるようになってやる!
こんな目標を持ちながら、ゴロンゴロンする自分を笑いながら楽しむ。
これでいいのだ。

ヨガ同様、ピラティスのインストラクターも「出来なくても構いません」と言ってくれるし、スクールに通い始めた段階で、「いいじゃん、笑われても」そんな気持ちで通っている。

1時間のエクササイズ中、休憩は小休止程度のものが数回あるだけ。
内容は初心者向けのようだけど、1時間のうち、そのほとんどで腹筋を使い続ける。
ライトなエクササイズの連続だけど、疲れが蓄積していくのが分かる。

最後の方はポーズを維持するのさえ、困難だったけど、最後までやり通してみた。

額に汗。
へろへろな腹筋。
「明日はきっと筋肉痛だな」
でも、幸せを感じる。

難しいポーズや維持出来ないポーズもあったけど、達成感を感じる。
達成感があると幸せな気持ちになれる。
ちょっとくらい出来ない事があっても、そこは自分に優しく、都合良く(笑)
それでいいんじゃないのかな。

ヨガマットを拭き、後片付け。
私の後ろでエクササイズをしていた受付スタッフは、とっくに受付に戻り、生徒達に「お疲れ様でした~」と声をかけていた。

後日、そのスタッフさんに会った際、「クラスを受けたりするんだね」と声をかけると「はい。でも私、予約を間違えてしまって。。。本当は違うクラスを受けるつもりだったんですよ~」

見かけによらず天然系のようだ(笑)

翌日は案の定、腹筋回りが筋肉痛。
でも、家でゴロゴロすることもなく、午前と午後、違うコースを散歩した。

今のところ、1日中家でゴロゴロするという選択肢は私の中から消えている。

「歩こう」「歩かないと」
「ヨガに行かないと!」「月謝を払っているのだから行かないと勿体ない」
そういうモチベーションではない。

「歩きたい」「動きたい」「ヨガをしたい」
身体からのメッセージを受け取れるようになった。
身体からの声を聞けるうようになった。

ヨガを習い始めてまだ4ヶ月だけど、これは大きな変化であり、大きな収穫でもある。

ここ最近、私に起きた様々な変化。

それはまた次回にでも。

散歩の習慣が定着 起床時間を徐々に早めてみた

冬の厳しい寒さの中、朝6時に起床し、家の近くにある神社まで散歩する。
毎朝の散歩が習慣化していく中、もう少し早く起床してみたくなってきた。

早起きにトライするというのが理由ではなく、散歩の後、帰宅して本を読んでいたのだが、もう少し本に向き合う時間が欲しかったから。

朝はとても貴重な時間。
電話もラインも来ないので、本に集中出来る。

よし、起床時間を5時半にしてみよう。
2018年の6月ころだっただろうか。

寝る前に目覚ましをセットして就寝。

そして午前5時半に目覚ましが鳴る。

たった30分早く起きるだけ。
でも、正直、キツかった。

頭と身体がまだ寝ているのだ。
でも、1度決めたこと。

床から抜け出し、着替えを済ませ、いつものように神社へ向かう。

たった30分。
でも、すれ違う人の数が違う。
朝6時台と比べるとかなり少なくなる。

すれ違う人が少ないので、より散歩に集中出来る。

とても快適に感じた。

朝5時半に起床する事にも慣れ、迎えた夏。

2018年の夏は酷暑と言われ、とても暑い日が続いた。
朝5時半に家を出ても、少し歩くと汗ばむほど。

でも、歩いている間に感じる心地よさ。
帰宅したあと、じっくりと本と向き合える楽しさが、夏の暑さを
忘れさせてくれた。

仕事柄、夏場はとても忙しいのだが、夏バテする事もなく、酷暑
と言われた夏を越えることが出来た。

そして2018年9月。
「よし、起床をもう30分早め、5時に起床することにしよう」
そう決めた。

仕事量が増えてきて、それはとても嬉しい事ではあるのだが、夜まで
ダラダラと仕事をしていたくなかった。

朝の読書を通して学び、実感したのだが、朝は集中出来るのだ。
散歩を終え、帰宅したあと、読書の前に少し仕事をしてしまおう。
そう思ったのだ。

朝5時に起床し、神社へ散歩。
5時半帰宅し、仕事を始める。

メールのチェック、必要であれば回答を済ませる。
仕入先へ発注があれば、内容をまとめてメールやファックスを送る。
それらの作業が実にしなやかに済ます事が出来るのだ。

朝早くに作業を終わらせる事のアドバンテージは午後になるととても
大きな恵みを感じさせてくれる。
16時半、17時には大方の仕事が片付いてしまうのだ。

仕事が終わればPCをダウンさせ、横になって本を読む。
本屋へ出かける。

夜は仕事から離れ、本を持ってショッピングモール内のスタバで本を
読んだりも出来る。

気持ちと時間に余裕が出来るので、身近な人、私の場合は同居してい
る母親への接し方が変わる。優しくなれるのだ。

自分が満ちてくると余裕が生まれ、優しさを持って家族や知人と接す
ることが出来るようになる。

これも早起きをする中で学び、実感出来たこと。

そして、この早起きの習慣が、私とヨガを引き合わせる事になっていく。

2017年10月 朝の散歩を始める

こんにちは。

2017年。
この年の夏辺りから、自分の気持ちに変化が現れた。

誠意を持って仕事に取り組んでも、取引先が応えてくれない。
「売上が悪くてさぁ~。支払いをもう少し待ってくれない?」という卸先。
「売上が悪くてさぁ~。支払いを早めてくれない?」という仕入先。。。。

もっと商品を仕入れたいのに十分な資金がない。
取引条件を守ってくれるお客様、たくさん買ってくれるお客様との取引をしたいのに、一部の取引先から受ける影響で仕入資金が不足し、伸ばせるビジネスが伸ばせない。。。。

こんな人達を相手にしていても、ウチは伸びていかない。
でも、これまでのお付き合いもあるし。。。な~んともハッキリしない自分。

ハッキリしない自分自身に対し、モヤモヤしたまま、時間は過ぎていく。

そんな状況で、ネットや雑誌で早起きに関する記事を目にした。

世界的に有名な経営者やビジネスオーナーは、朝早くに起床し、仕事に集中する環境を作っている。

単純な私は、「少し彼等の真似でもしてみるかな」と思い立つ。

ちょっと自分と自分の環境、仕事を見直す時間が欲しかったのかも知れない。

本を読む時間や近くの神社へお参りする時間を作りたいとも思っていた。

「よし、早起きして本を読んだり、散歩する時間に充てよう」

10月下旬。
これから寒くなるという時期だったけど、理由は分からないけど、先延ばししたくなかった。

早起きをすると決めた翌日に即、実行だ!

でも。
早起きといっても朝6時。
それまでは朝7時に起きていたので、約1時間起床を早めただけ。

それでも結構キツかった。

決断した翌日は目覚ましと共に起床し、散歩に出かけた。
気持ち良かった。

なのに、その翌日は目覚ましを止めて2度寝。
翌々日は起床出来たけど、その翌日は、また2度寝。。。。

結局、その週は3回しか早起きが出来なかった。

情けない。。。。
やはり中途半端な自分。。。。
3日坊主。。。子供の頃から何をやってもそんな感じだったなぁ。。。

ちょっと自己嫌悪だった。

でも、ちょっと待てよ。
いつも3日坊主でその自分を責めて自己嫌悪の繰り返し。
この過程から脱出したい。

そう思い、私が取った行動は。。。。。
週に3回、早起き出来た自分を褒める。褒め称える。
自分に優しい言葉を掛けることだった。

なんだそれ?
と思われるかも知れないけど、これが結構重要で、効果があったんです。

散歩を始めてから最初の1ヶ月は起床がキツかったし、2度寝してしまう事もありましたが、徐々に2度寝の回数が減っていきました。
6時に起床することにも慣れてきました。

今日も起床出来た。
今日も散歩に行けた。

小さな事ですが、私にとっては達成感があり、その達成感を積み上げていくことが出来ました。

お参りに行く神社は家の近くにある小さな神社。
以前、何かの本で「住んでいる土地の産土神さまを大切にするのがよい」と書いているのを覚えていたのと、元々神社は好きで、仕事で出かけた先に有名な神社があれば時間を作ってお参りしたり、年の初めは比較的有名な神社へ足を伸ばしてました。

なんか落ち着くんですよね。

「仕事が成長しますように」
「仕事が上手くいきますように」
なんてたわいも無いお願いをして帰宅する。

時間にして約30分。
自宅してから30分は横になって本を読む。

そして7時になったら朝食を摂る。

たったこれだけの変化なのに、自分に取って心地よい時間と空間を手に入れたという満足感。

このちょっとした変化が、自分の生活や仕事、人生観を変えていくキッカケになるのですから面白いものです。

続く

1時間のエクササイズで両足の長さが揃う 骨盤矯正

こんにちは。

先月から参加するようになった骨盤矯正。
まだ4~5回しか参加していませんが、ある程度の効果、しかも目に見えて実感出来る効果があります。

それは両足の長さが揃うということ。

人それぞれ身体の使い方にはクセや特徴があります。
右利き、左利きが原因になっていたり、好きなスポーツ、仕事や寝方など。

普通に生きて、生活していれば、身体は歪んでしまうものなのでしょう。

それが肩こりや腰痛、頭痛、目眩の原因になっていることも多いようですね。

20年ほど前の出来事になりますが、ある朝、突然左足にしびれを感じるようになり、知人の紹介で腕の良い整体師を紹介され、整体院に通っていた事があります。
整体師曰く、普段の身体の使い方が原因で、歪みが限界を超えると痛みなどの症例を引き起こす。
人によっては荷物を持ち上げたときやくしゃみをした瞬間に起きてしまう、と説明を受けた事を覚えています。

その後、2度ほど大きな腰痛を経験し、別の整体院にお世話になりました。

通った整体院の整体師さん達はとても技術が高く、すぐに回復し、普段の生活に戻る事が出来、とても感謝しています。

でも、日頃から身体のケアに取り組めていれば、腰痛になる回数を減らしたり、程度を軽減したり出来るのではないかな?なんて考える事もありました。

さて、骨盤矯正。
私の通っているスクールでは「ビューティ・ペルヴィス」呼ばれています。

通うキッカケはヨガのクラスで一緒になった会員さんから「ヨガの練習を重ねながら、骨盤矯正をすると相乗効果があるみたいですよ」との話を聞いたから。

私の通うスクールでは大きく分けて

ヨガ
ティラピス
そしてビューティ・ペルヴィス

の3つのクラスがあります。

私はプレミアム会員という通い放題の会員なので、どのクラスにも通いたいだ
け通えます。

ヨガと相乗効果があるのならトライしてみようと思い、クラスに参加してみることに。

まずはインストラクターから「左右の足の長さを見て下さい」と言われたので、両足を伸ばし、自分の足の長さを比べてみる。
私の場合、左足がやや長かったです。

エクササイズは初めから終わりまで仰向けに寝転んだ状態で行います。

内容はジムエクササイズといった感じですが、キツい動きはありません。
でも、身体が硬い人にとっては腕が伸びきらなかったり、肩がうまく回せなかったりするので、それが苦痛に感じる人もいるでしょう。
私もそうです。

インストラクターからは「痛いと感じたら、身体に無理をさせてしまっているし、身体をうまく使えてないから。痛みを感じない範囲で。身体をうまく使えてないようなら、私の方でサポートします」との説明があります。

インストラクターの声に合わせて身体を動かしていくのですが、仰向けに寝ている為、自分の動きが合っているのか確認が出来ない。
間違えたら恥ずかしいなぁ~なんて気持ちもありますが、知らないのだから間違えて当然。間違えてたらインストラクターが指示してくれるだろうと気楽にトライ。

膝を腕で抱えて前後左右に揺れる。
両手両足を長く伸ばす。
ヨガクラスでも取り組むエクササイズがあります。

膝の裏側を両手でつかみ足首を曲げ、足の裏を天井に向けて伸ばすと同時に抱えた腕で足を胸元へ引っ張る。
左足を右斜め下へ伸ばしながら、左腕を左斜め上に引っ張る。
その際、マットから骨盤が浮かないよう固定する。

自分の体重や力を使い、反発する力を身体に伝える。

まだ経験値が浅いので、エクササイズの内容を文章で伝えるのが難しい。。。

約1時間のエクササイズを終えたところで、再び両足の長さをチェック。
「揃ってる!足の長さが揃ってる!!」

それで即、身体に変化を感じるわけではないのですが、ちょっとした驚きと小さな達成感を感じました。

「先生、足が揃いましたよ!」と報告すると、「良かったですね。でも、今回のエクササイズで揃った足の長さが保たれるのは72時間。出来るようなら継続してクラスに参加して、今の身体の状態を身体に記憶させるようにして下さいね」
との説明がありました。

確かに、またクセのある身体の使い方をしてしまうので、1度程度の矯正では、数日で元に戻ってしまうのか~

喜びもつかの間という感じでしたが、そりゃそうだろうという気持ちの方が強く、ヨガと平行して、この骨盤矯正のクラスにも参加していく事にしました。

今のことろヨガクラスメインで参加しているので、骨盤矯正のクラスには2週間に1度程度の参加になってますが、インストラクターからは「ヨガのクラスにも参加されているのですから、ヨガから得られる効果もあるので大丈夫ですよ」と説明がありました。

そうか、ヨガも左右同じエクササイズを繰り返すので、ある程度は身体の歪みが取れるのかも知れませんね。

クラスに長く参加している方々に骨盤矯正のクラスに参加して実感出来る変化があったかどうか?それはどんなことか?を聞いてみるもの面白いかも。

身体に適度なエクササイズを取り入れてみる。
少しずつ変わっていく自分を実感する。

この小さな達成感を積み上げていく先に、一体何が見えてくるのか?

これもヨガに取り組む楽しみのひとつです。

詰め込み過ぎの頭をスッキリ! ねたままヨガ

こんにちは。

日々仕事に追われ、日々家事に追われ、疲労が蓄積していく。
身体だけではなく、気持ちもネガティブになっていく。
それを悟られない為に無理してポジティブな自分を演じてる。

なんて方って多いのでしょうね。
私はそうでもないですが、以前は取引先の理不尽な担当者の相手をしたり、
「男は仕事だ!」なんて思い込み、朝から晩まで仕事して。
週末も時間が空いたらPCを立ち上げる。

そんな日々を過ごしていた頃がありましたが、もうそのうような人生を歩
むのは止めてます。
理不尽な人の相手を止めても、結局困った事は起きませんでしたし、今で
はとてもゆったりと日々過ごす事が出来てますので、あのような日々に戻
る必要性を感じていません。

ヨガ初心者の私が参加しているリラックス系のクラスは比較的ゆっくりと
身体を動かし、呼吸を意識する内容が多いのですが、心と身体に落ち着き
を取り戻すのにとても効果があります。

リラックス系のクラスで「寝たままヨガ」というクラスがあります。

これは普段、私が参加しているリラックス系のクラスをより呼吸や意識へ
のアプローチを深めた内容になっています。

クラスは1時間。
前半30分はゆっくりと身体を動かします。
今は冬。
寒い日が多く、身体が硬くなっている人が多いとのことで、インストラク
ターの判断で、身体を大きく動かし、呼吸を重ね、交感神経に働きかけた
りすることもあります。初心者には厳しいポーズや動きがある場合もあり
ますが、「絶対無理!」という動きをする事はないですし、無理だと思っ
たら動きを止めて休むようアドバイスがあります。

習い始めの頃はさほど無理なポーズではなくても、普段はしないポーズを
取ったりした際、筋肉が驚いて痙ってしまったりしましたが、その時はポ
ーズを緩めたりして対応しました。

それで良いのです。

30分間、身体を動かしたあとはヨガマットに横たわります。
動いて交感神経にアプローチした後は、呼吸に集中し横たわり、副交感神
経にアプローチ。

インストラクターの導きで深い腹式呼吸に入っていきます。

呼吸が落ち着いた段階で、意識にアプローチするプロセスがあります。

決意や願望を具体的にイメージし、自分と対話するのです。

サンカルパというのですが、決意や願望の内容は何でも良いそうです。

「車を買う」
「ブランドもののバッグが欲しい」
「独立する」
「幸せな家庭を持つ」
「海外でクラス」

私はすぐに幾つか思いついたのですが、自分が本当に求めるものを見つ
けるって結構難しいもののようです。

何かを思い浮かべたとしても「それって本当に欲しいと思ってる?」と
か「人目を気にして格好つけてるだけじゃん!」など、自分の内面から
リアクションがあると、「これじゃない」「あれでもない」なんて事が
頭の中を巡り出し、自分は何がしたいのか?何が欲しいのか?がうやむ
やになってしまいます。

自分と素直に向き合う。
良く使う言葉ですが、実際に向き合おうとすると向き合えない。
面白いものですよね。

あやふやな心の状態のままではありますが、徐々に心が落ち着いてきま
す。
インストラクターから自分の意識を顔や身体に向けるよう指導が入りま
す。
「唇の場所を感じて。。。上唇と下唇の隙間を感じて。。。」
とか
「右手小指の一番先を感じて」
などなど。

指導を聞きながら意識を身体のパーツへ向けていくのですが、途中で眠
くなってきます。

私の場合、インストラクターの声が近くなったり遠くなったりを繰り返
しながら、友達と会話している夢。。。夢のようなものを見たりします。

「あれ、夢見てるのか?」と意識が戻るとインストラクターの声が聞こ
え、インストラクターの声に集中していると、また夢を見るを繰り返し
ます。

この辺は個人差があるでしょうね。

中にはイビキをかいて完全に寝ている人もいますから(笑)

約30分、寝たままの状態が続き、インストラクターの合図で意識を戻
します。

寝たままの状態で手と足の指先を動かしたり、膝を立てたり。
身体に感覚が戻ってきたら、身体の右側を下にして、そこから手をつい
てゆっくりと起き上がります。

起き上がったら胡座を組み、(正座でも良いみたい)、呼吸を整えます。

何度か目をパチパチさせて、目を明るさに慣れさせます。

この時の状態が本当に気持ち良いんです。

そして頭がスッキリとします。

心地よい目覚めを体感します。

家でぐっすり寝たとしても、なかなか質の良い睡眠って取れないですよね。

睡眠導入剤を服用したり、寝れないからと言ってアルコールを摂る人がい
たりします。
快眠を約束する枕や布団が売れたりしているのを見ると、世の中、睡眠に
悩みを抱えている人って多いのだろうなぁと想像します。

ヨガがベストとは言いません。
私にとってはかなり効果を実感出来るのがヨガ。

いろいろなアプローチを試し、質の良い睡眠や意識とのつながりを感じて
みては如何でしょうか?

疲れの蓄積は、やがて心身を病む原因になっていくと思います。

働き詰めの身体、フル活動の脳。
そして人間関係、その他諸々で疲れ果てている心。

大切に労ってあげたいですね。

不満を抱きつつも現状維持を選択していた自分

こんにちは。

前々回の記事からの続きです。

当時の取引先の何軒かは付き合いが長く、取引をする前から顔見知りだったお客さんもいて、しばらくは問題なく取引をする事が出来ていました。
問題がないどころか、彼等から多くの情報提供やアイディアをいただき、プラスの面もありました。

ただ、月末になるとメールで「支払えない」「もう少し待って欲しい」との連絡をもらう事が多く、また、いつ支払ってくれるか明確な日にちが分からないような内容。

支払いをしないという取引先はなかったのですが、こちらも仕入がありますし、きちんと支払いをしてくれる他の取引先向けに提案をして、会社の売上をもっと増やしたいのに、資金繰りが読めない状況にイライラが募っていました。

また、仕入先の玩具問屋さんでこんなとろこもありました。

私の業界では通常、月末に仕入れたものの合計金額を翌月の末に支払うとい流れが多いので、仕入先に対しても、卸先に対しても同じ条件で取引をしてもらっています。

新規仕入先などに対しては、信頼と実績を積み上げる必要があるので、まずは現金先払いでの取引、3ヶ月から半年ほど定期的な発注を継続し、掛け売りでの交渉をする。

玩具問屋さんは私のサラリーマン時代の上司だったのですが、徐々に経営状況が傾き出していました。

既存の仕事に拘らず、新しい仕事、新しい取引先を開拓した方が良いのでは?と何度もアドバイスをしましたが、「新しい取引先を作っても、こんな時代だから、いつ倒産されるか分からない」との一点張りで、全く聞く耳を持ってくれませんでした。

ある日電話があり、「すまん、会社にお金がない。支払いを前倒してくれないか?」との内容。

月末に払う予定で動いているのに、月が明けて10日もしないうちに支払いの催促。
困った話でしたが、サラリーマン時代からのお付き合い。
たくさん、お世話にもなってきました。

仕方なく彼の要求に応えて支払いを済ませました。

「ありがとう、助かるよ!」と何度も言ってくれ、私も安心しましたし、良かったと思いました。

でも、これが相手を勘違いさせてしまうことになってしまいました。

彼は新たな仕事を開拓することがないまま、彼の経営は徐々に傾いていきます。

支払いに充てる資金が不足する度に電話があり、私の買掛金の支払いを早めるよう要求をしてきます。

たまに彼のオフィスにお邪魔するとネットを見ていたりして、必死な状況は伝わってきません。

ナゼ、何のアクションも起こさないのだろう?

仕入先からの買掛金が早まり、卸先からの売掛金の回収が遅れる。

迷惑を掛けてくる方は困った時は必死ですが、のど元過ぎればなんとやら。。。また普通に、何の方策、工夫もなく、これまで通りの仕事をただ継続しているだけ。

何も考えずに、自分勝手に平気で取引条件を変えてします。

こんなこといつまでやるのだろう?
と、自問自答の毎日。
でも、私も相変わらずアクションを起こさない。
決断を下せないまま時間だけが過ぎていきました。

そんな毎日を過ごす中、自分の生活リズムや習慣を変えてみたら、環境も変わるのではないか?と思うようになりました。

ネットや本で某社の経営者は朝5時に起床し、7時にはオフィスに来て仕事を始めている。他の某社の経営者は。。。。なんて記事を読んだ事がキッカケでした。

理由はただ「なんか良さそう」と思ったから。

すぐにでも出来る「早起き」から始めてみよう。
お金が掛かる訳もでないし。。。

そんな単純な動機で早起きをするようになりました。

続く

2019年1月26日 初めてのピラティス体験

こんにちは。

先日、ピラティスのクラスに初めて参加してきました。

私の通っているヨガスクールではヨガだけでも様々なクラスがあり、自分の目的に合わせてクラスを選ぶことが出来ます。
この選択肢の多種多様さも私がスクールを選んだ理由のひとつです。

また、ヨガ以外にも骨盤矯正、そしてピラティスのクラスも運営されています。

ピラティスのクラスだけでも体幹を鍛えるもの、代謝アップを図るものなどがあり、それぞれ初心者向けと経験を積んだ人向けのものがあります。

ピラティスに関してはネットで様々な情報提供がされているので、関心のある方は情報をシェアしてみて下さい。

私は初心者ですし、このブログはあくまでも素人目線で進めていきます。

私が参加したのは代謝アップを図る初心者向けクラス。

一体、どんな事をするのか?
雑誌などで絶妙なバランスで手足を伸ばしている写真などは見たことがある程度で、ピラティスに関する知識は全くありませんでした。

インストラクターの先生が現れ、「初めて受講される方はいますか?」と参加者に確認。手を上げたのは私ともう一人の女性(だったかな?)くらいでした。

1時間のクラス中、様々な運動をしながら代謝機能をアップしていくそうだ。

初心者クラスとは言え、難しい動き、バランスを取るのが難しい動きなども含まれているとの説明がある。
「でも安心して下さい。いきなり完璧にこなす事は出来ないし、出来なければそれで良いし、疲れたら休んで下さい。今日のクラスを楽しんで、そして1年後の
自分と会話するうよな感じで身体を動かして下さい」

このアドバイスで気持ちがとても楽になった。

そもそもヨガを習い始める時に「下手でもいいじゃん」「出来なくてもいいじゃん」と気楽にクラス通いを始めたはず。
ピラティスに参加するのだって同じ気持ちで臨めばいい。

こうしてクラスがスタート。

普段参加しているリラックス系ヨガとは違い、運動が次から次へと変化する。
とてもリズミカルだ。

簡単な動き、良く分からない動き。
初心者クラスだからなのか、寝ながらの動きが結構多かった。

寝ながらなので、果たして自分の動きが合っているのか分からないけど、考えている間に次の動きに変わってしまう。

多分、私も幾つかの動きはこなせてないし、説明が飲み込めず、動きを止めてしまった場面もあった。

でも、それで構わない。
インストラクターが気がつけばフォローしてくれるし、参加するごとにインストラクターから口頭で動きの説明があるだろうから、参加する機会を重ねていけば、そのうち出来るようになるだろう。

腹筋を使い足を上げたり、ポーズを維持したり。
ゆっくりと背中から床に近づき、途中でポーズを維持したり。

まるで中学、高校時代の体育でやらされた筋トレのよう。
私にとっては、これらの動き、ポーズがやや身体に堪えた。

いろいろな動きにトライしていると、「これは得意だな」「これ系はキツいなぁ」という反応が身体から返ってくる。

時に楽しく、時に「もうそろそろ次のポーズに行かないかな」なんて思いつつ、1時間のクラスが終了。

ロッカールームで着替えを終え、エントランス付近でインストラクターがお見送り。
こういう丁寧な対応もこのスクールの良いところだ。

インストラクターに挨拶をした際「身体って思ったように動かないようですね」と感想を伝えると、「いや、初めてにしては結構動けてましたよ。参加しているうちにもっと動けるようになるので、もし良かったらまた参加してみて下さい。長い目で取り組んで下さいね」との励ましとアドバイス。

スクールの小冊子には「ぴらてぃは10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で身体の全てが変わると言われている」と書かれてある。

多少の個人差はあるのだろうけど、まずは自分が変わる事を決意する。
未来を動かせるのは今の自分。

翌日、腹筋がやや筋肉痛になったけど、新しい楽しみが増えた。
その嬉しさを大切にしたい。

「1年後の自分と会話をするように。。。。」
良い言葉だと思う。

良い習慣は良い習慣を連れてくる。

このままでは同じ事の繰り返し。。。自分を変えてみよう

こんにちは。

昨日は午後からヨガのクラスに参加。
でみたいという思いが強くなり、春頃を目処に新しいクラスに参加するつもりでしたが、ほぼ毎日、ヨガのクラスに参加しているうちに、「学びたい」という思いがあふれ出てきました。

待つ必要はないし、自分の気持ちに蓋をしない。
身体にキツいようなら、もう少し慣れてきたころにチャレンジすれば良いし。

先延ばしする傾向が強かった私ですが、今は割と「即、行動」が身に付いてきたように思います。

インストラクターは以前、リラックス系の軽めのヨガクラスで何回かお世話になった方で、私の事は覚えていてくれたみたい。
まぁ、個性的な外見なので、何処へ行っても覚えられてしまう得な存在ではあるのですが。。。。ははは。

最初はクラスで学ぶ事の説明をしてくれます。
とても丁寧で静かな口調なので、こちらも安心感を持てます。

アーサナに入る前に人間の骨格の作りや形、間接の動きなどを教えてくれます。

「骨と間接はこうなっているので、ポーズやそこへ至る動きはこうした方が身体の負担が少ないし、痛める事を避けられます」などと、懇切丁寧に説明をしてくれます。

幾つかの説明を踏まえた上で、実際にアーサナを実践、学んでいきます。

ちょっとした身体の向きが違うだけで、関節がうまく動かず、それが他の箇所へも影響を及ぼしてしまう。

実際に動いてみると実感出来ることが多かった。

初めてトライするアーサナもあり、ところどころで身体がグラグラ、筋肉がプルプルしたけど、鼻呼吸が止まることはなく、75分間のクラスを最後までやり遂げる事が出来た。
まぁ、あくまでも初心者クラスですから、初心者でもやり遂げられる内容になっているのでしょうけど。

でも、「出来た!」という達成感や自己満足感を感じる事が出来、また次回も受けてみよう、違うインストラクターのクラスも受講してみようというポジティブな好奇心が沸き上がってきました。

このような小さな達成感の積み重ねが、先延ばし習慣のあった私を少しずつ変えてくれていると感じています。

ヨガだけでなく、生活習慣や仕事も含めて。

1日で大変身は出来ないけれど、日々何かをコツコツと積み重ねていく先には、何かが起きるかもねってくらいで丁度良い。
肩の荷下ろし、気楽に歩いていこうと思います。

さて、前回からの続きです。

一番大きな売上のあった取引先から撤退し、残った取引先、新たな取引先、新たな事業の3本柱で仕事を継続。

前回も書きましたが、全体の売上は落ちましたが、利益が出て、資金繰りも随分楽になるという流れが生まれました。

1年ほどはこの流れもうまく回っていました。

でも、心のどこかで小さな不安を抱えてもいました。

当時は小さな小売店さんの取引先が多かったのですが、時々、年に1~2回程度、支払いが遅れるという事がありました。
1~2ヶ月後には全額払ってくれるし、長いお付き合いの小売店もあったのですが、少額の売掛金でも、それが何軒も重なってくると負担になったりもします。

その度にこちらの資金繰りが影響を受けます。

「回収出来ない金額があれば、きちんと支払ってくれる取引先へもっと提案を増やし、仕入先へのオーダーを増やす事が出来るのになぁ」なんて感じるようになりました。

支払いが遅れる理由は様々なのですが、あまりにも自分勝手な理屈ばかり。

「天気が悪くて売上が。。。」
こちらも同じ天候下で仕事してるんだけどなぁ。。。

「忙しくて銀行に行けなかった」
忙しくなる前に支払いを済ませていけないのかな。。。?

見通しの甘さ、考えの甘さを見つめることなく、負担は他社に丸投げしてる。

私は会社を設立して20年以上、仕入先に迷惑を掛けた事はありません。
サラリーマン時代にいた業界は割とクールな環境で、支払いが遅れたら即出荷停止です。

これが普通、スタンダードな世界で育ったので、支払い額が足りない時は自分の貯金から補充して、仕入先に迷惑が掛からないようにしてました。

「もう少ししっかりとした環境で仕事をしたい」
「小さくても質の良い仕事をする会社にしていきたい」

いつかは覚えてませんが、そんな思いが強くなり出し、そうなるとこれまでお付き合いのあった取引先への見方が変わり始めてきました。

でも、「支払いがルーズなので、もうこれ以上のお付き合いは出来ません」の一言が切り出せず、また、関係を終了し売上が下がるのを嫌がり、しばらくは同じ環境で仕事を続けることになってました。

つづく

取引先からの撤退。。。。しかし次から次へと起きる問題

今日は午後からヨガ教室へ。

クラスに参加するようになり約3ヶ月。
これまでは比較的ゆったりとしたアーサナ(ポーズ)を学ぶリラックス系のクラス中心だったけど、もう少しアーサナを学ぶ機会を設けてみたいと思い、初めてのクラスに参加する。

初心者向けではあるけれど、身体の動きや呼吸に関しても学べるようだ。

興味あったヨガに触れ、少しずつではあるけれど、「触れたい、学びたい」という気持ちが強くなってきた。

果たしてどんな内容なのだろう?
少しの不安と大きな期待。

(前回からの続き)

一番の取引先からの撤退。

その後は他の信頼出来る取引先との関係が自然とうまく行くようになる。

同じような立地、業態であるにも関わらず、残った取引先はこちらの足下を見るような事はなく、常に真摯に対応してくれる。
取引も徐々に額が大きくなっていった。

新しい事業が立ち上がり、こちらは想定以上に結果を生み出してくれた。

撤退した取引は額こそ大きかったが、取引が多くなると何かを買わされるという負のスパイラル状態。
撤退前に年間の利益を計算したが、忙しい割にはあまり残らないという現実を見ていた。

体制を換えて数ヶ月。
仕事量は以前の3分の1程度になったが、利益はほぼ変わらずという状況だった。

撤退前は朝から晩まで働き、せっかく取引を伸ばしても「あれを買え、これを買え」という強引なリクエスト。時には「お金を差し出せ」なんて要求もあり、不覚にも1度応じてしまったりもした。(後日返金してもらえる約束だったけど)

資金繰りが大変だった。
心と身体が疲弊していく毎日だった。

でも、彼等との取引撤退後は、少し時間の余裕が持てるようになり、週末はゆったりと過ごせるようにもなった。

「な~んだ、悪いこと、困ったことなんて全く起こらなかったじゃないか」
そんな風に思ったし、事実、私は何も困らなかった。

現状を変えること、変わってしまうことに大して、人は大きな不安を抱いたりするけれど、現状維持を選択してしまうことで背負う必要のない苦労や障害を引き受け続けなければならなくなってしまう。。。

現状に身も心も削られて、自分の持つ可能性に触れることもなく、ただ時間が経過していく。

せっかく独立して仕事をしているのに。。。。
一体、何の為に独立したの?
取引先社長の奴隷になる為?

いやいやいやいや、あり得ないだろう。

もう1度、独立当初の気持ちを取り戻し、原点に立ち返って仕事をしていこう!

こうして、再スタートを切った。。。。と思っていた。
思い込んでいたんですよね。

まだまだ続く困難。
でも、面倒を起こす人や生じた困難から学んだ事は多く、今の自分の生き方にとっては栄養分になったような気がしています。

次回へ続く。

お付き合いを大切に。。。は分かるけど、まずは自分を大切にしないとね

こんにちは。

今日は午後からヨガのクラスに参加します。
アロマリラックスヨガというクラスで香り漂う中、比較的柔らかいポーズを取ります。

初心者の私には取り組み易いし、身体に掛かる負担も少ない。
深い呼吸を繰り返しながら、アロマの持つ力を身体に吹き込む。

ラスト10分は身体を仰向けにして目を閉じ、呼吸に集中するシャバアーサナというポーズでリラックス。
これがまた気持ちが良いんです!

僅か10分程度(日によって、インストラクターによって差があります)横になるだけなのですが、私の場合、軽い睡眠状態になります。
周囲の音は聞こえているけれど、夢を見ることもあるので、浅い睡眠状態、またはそれに近い状態になるのでしょうかね?

どんなポーズ(アーサナと呼ばれています)を教えて貰えるのか?
今から楽しみです。

さて、前回の続き。
ここ数年間、私の仕事環境に起きたこと。
そして自分がどう感じ、自分の価値観を変えていく中でヨガを始める事になったのか?

3年ほど前、当時、1番取引額のあった会社との間にどうしても乗り越えられない、越えられない、埋められない溝が出来てしまい、彼等との取引から撤退することになりました。

私としては出来る限りの事をしてきたつもりでした。

彼等のビジネスが伸びれば、私の仕事も伸びていけるし、その過程で様々な経験が出来る。理想的なwin winの関係を思い描きながら仕事をしていました。

両社の目標が合致し、数年間は本当に良い経験をしましたし、取引もどんどん大きくなっていきました。

しかし。。。先方のトップのやり方が徐々に強引になっていきました。

御社(私の会社)からこれだけ仕入れているのだから、ウチ(私の取引先)の言う事を聞きなさい。
という感じで、その会社から様々なものを買わされたりするようになりました。

当初は「年間、これだけお世話になっているし、彼等も困っているのだから」という事で引き受けていたのですが、年々要求がエスカレート。

こちらに背負わせる負担が増える一方で、私の仕入先にコンタクトしたり(私にも仕入先にも嘘をついてました)するようになってきました。

何とか穏便に済ませたい。
取引額が大きいから、今、彼等との取引から撤退したら仕事はどうなってしまうのだろう。。。?
取引が長くなっていたので、現場の1部の人達とは友人のような関係もあり、彼等との関係を失う事の恐怖もありました。

2年弱、解決作を模索しながら、モヤモヤとしたまま取引を継続していました。
その間も私の仕入先にどんどん声を掛け、私を排除する環境を整えつつある取引先。

一体どうなるのかな?
これからどうしようかな?
何か考えないとなぁ。。。

ビジネスの世界。
目先の利益に釣られ、私の仕入先も次々と私を越えて、私の取引先とのビジネスをスタートさせるのだろう。。。なんて思っていたのですが。

世の中、捨てたものではないのですよね。
「そんな会社からの要求に応える訳ないじゃないですか」
「勘違いしちゃう会社や担当者っていますっよね。ウチはそういうところは相手にしませんから」

仕入先の多くが、私の取引先との直接取引を拒否してくれました。

当時、新しい取引先にも恵まれ、また新たな仕事の立ち上げに関する話も入ってきました。

「こんな気持ちで仕事を継続しても、良い結果には結びつかないし。そろそろ彼等との取引から撤退しよう」なんて思っていたタイミングで、取引先から取引停止の勧告がありました。

もう少し、こちらの準備が整ってからと思ってましたが、頭を下げて取引継続をお願いする気持ちは全くなくなっていたし、今思うとベストなタイミングで彼等との取引から撤退出来たと思います。

つづく。